炭素会計アドバイザー資格

資格取得者体験談

職業:地方銀行A(20代 男性)

資格試験名 炭素会計アドバイザー資格3級
資格取得時期 2023年9月
学習時間 約5時間

取得したきっかけ・理由等

銀行の法人営業担当として金融サービスの提案を行っています。お客様の課題をヒアリングする中で人材採用や対外的にアピールしたい場面で脱炭素を取り入れ他社と差別化したいという声がお客様から増えてきていると肌で実感しています。特に製造業では大手企業が積極的にSDGsの取組を推進しておりそのサプライチェーンである中小企業にも取組の要請があり、他社に負けない仕組みを構築し、より変化に強い社内体制や取引関係を築き上げることが求められています。

学習して得た知識を活用できた経験や、今後どのように活用していきたいか

今回銀行から紹介があった炭素会計アドバイザーを取得しましたが脱炭素に対する基礎的な知識を習得したことでそのようなニーズに対して自分自身で対応することが出来るようになり銀行の営業担当として心強い武器になったと感じています。脱炭素はお客様によって関心の高さが大きく異なることからまだまだビジネスチャンスが広がる業界であり営業担当の働きかけ一つで取組に繋がると感じています。

職業:卸売業、小売業(課長 40代 男性)

資格試験名 炭素会計アドバイザー資格3級
資格取得時期 2023年8月
学習時間 5時間

取得したきっかけ・理由等

商社の営業部門で国内不動産業務に従事しております。不動産業界では取引先を含めて、CNの推進の意識が弱い部分がありました。当資格を取得することで、一人称でCNを推進していることが証明でき、ゼネコンや設計会社にCNを強く推進することができたと考えます。

学習して得た知識を活用できた経験や、今後どのように活用していきたいか

造成工事で初のバイオディーゼルの取組みをした際には、若干既存ディーゼル油より高額になることで、一部の関係者で躊躇しておりましたが、費用を吸収して工事可能と判断しました。その後、当取組みがそのゼネコンでも評価されたことで、御礼を頂きました。環境配慮型工事として、購入者の方にも評価を頂きました。
また、新築マンションの設計時には環境配慮したマンションはまだまだ名古屋市内では少なく、設計会社・販売代理店からの反対の意見も多かったのですが、定性・定量メリットを最終的には理解頂きました。今後、愛知県初のエネルギー消費削減の認証を取得できる見込みです。

職業:電気・ガス・熱供給・水道業(主任 30代 男性)

資格試験名 炭素会計アドバイザー資格3級
資格取得時期 2023年12月
学習時間 約8時間

取得したきっかけ・理由等

電力の法人営業として、お客さまとは脱炭素やサステナビリティに関してお話をする機会がありますが、その専門用語を知らなかったり、お客さま情報として公開されている内容の理解が十分ではなかったりと、お客さまが抱える課題からその解決策を見つけることに苦労する場面が多くありました。
炭素会計アドバイザー資格を取得するきっかけは、弊社の取得支援があったためですが、実際に勉強してみて、これまで断片的であった情報が体系的に線で繋がったことをとても嬉しく感じました。

学習して得た知識を活用できた経験や、今後どのように活用していきたいか

お客さまの関心や環境に対する取り組み状況を有価証券報告書や統合報告書で確認できるようになったことで、お客さまとコミュニケーションが深まったと実感しています。また、お客さまがサプライチェーンを含めて検討されるケースが増え、関心が非常に高まってきていますので、上位級を勉強したいと考えています。